体験のプログラム
1日目のスケジュール
(宇和島市)
- 9:00
- 10:00
- 11:30
-
13:30
【体験】昼食
養殖マダイの試食
@(株)タイチ -
14:30
【座学】
1日目のまとめ・振り返り
@(株)タイチ
愛媛の海の環境
について学ぼう!
県内における水産資源の調査、また養殖業の技術開発などの拠点となる愛媛県水産センターで学習しました
point愛媛県周辺には瀬戸内海、宇和海と地理的特徴の異なる2つの海域があり、そのうち宇和海は複雑に入り組んだリアス式海岸で波や風の受けにくい
point宇和海は水深が深く海水交換がよく起こるため養殖業に適している
point県内周辺の海水温は過去45年間で約1℃上昇し(世界平均の約2倍!)、アイゴやガンガゼなどの南方系の生物がこれまでより多く見られるようになっている
point様々なことが要員で「海のゆりかご」として作用する藻場・干潟が減少している
マダイの生態や
漁業の問題を学ぶ
県内における水産資源の調査、また養殖業の技術開発などの拠点となる愛媛県水産センターで学習しました
pointマダイは、日本各地、また東シナ海に分布し、古くから水産資源として活用されてきた
point愛媛県では天然マダイの漁獲量が全国4位、養殖マダイの収穫量は全国1位
point天然マダイと養殖マダイで生育速度が大きく異なる(天然マダイ:4年で約30センチ、養殖マダイ:2年で約40~50センチ)
環境に配慮した
養殖現場とは?
マダイ養殖現場を体験!
環境に配慮した持続可能な養殖技術を追求し続ける(株)タイチで学習しました
pointいけすのど真ん中から給餌を行うことで、エサの食べ残しが減り周辺の海を汚さない工夫をしている
point環境負荷や動物の福祉の視点から飼育尾数を通常よりも減らしている
point海を汚しにくくする飼料にこだわっている
2日目のスケジュール
(今治市)
- 9:00
- 11:30
- 13:30
- 14:30
愛媛県漁協共同組合宮窪支所關運営委員長 關さんを講師に迎え学習しました
point愛媛県漁協協同組合宮窪支所では、資源管理の取り組みとして独自に禁漁期間を設定している
point1隻で網を入れ、大きな袋状の包囲形を作り引っ張りあげる漁を、ごち網漁という
食育アドバイザーの中村さんからさばき方を教わりました
point魚の頭や中骨の部分を余すことなく使用することが重要
「うみのゆりかご」として重要な機能をもつアマモについて学習しました
point「アマモ場」は稚魚の隠れ家や餌場になっている
point酸素の供給源になり海の環境面でも重要な役割を担っている
point瀬戸内海のアマモ場は過去30年間で約70%減少している
2日間の学びを振り返り、MIRAIDAIパネルを作成しました